シアトルで開催されたMicrosoft Build 2018にてAI×MRを使った投資顧問ロボットを展示しました

DataMesh株式会社は、2018年5月5日~7日よりアメリカ合衆国シアトルにて開催されたMicrosoft Build 2018でDataMeshグループの一員としてAI×MRの投資顧問ロボットの展示を行ってまいりました。

■ Microsoft Build 2018について

Microsoft Buildはマイクロソフト本社があるシアトルにて開催される同社最大の開発者向けのイベントで、今年のMicrosoft Build ではMRとAIの開発が大きなテーマでした。

具体的にはMicrosoft Azureに搭載されているAI機能を使った様々な展示や、新世代のキネクト機であるProject Kinect for Azure、MRアプリケーションサービスであるMicrosoft Remote AssistとMicrosoft Layoutの発表です。

基調講演のハイライトは3日間のビルドカンファレンスで、関連する製品やアプリケーションの展示でした。この目的のためにマイクロソフト社はMR体験室を設置し、参加者がMRの魅力を体験し、最新のアプリケーションの方向性とMRの活用事例を理解できるようにしました。

■ Microsoft Build 2018におけるDataMeshグループの展示物について

Microsoft BuildのMRブースではマイクロソフト本社が世界中のMR認定パートナーから選定した4社が展示を行いました。DataMeshグループもその1社です。

DataMeshグループが展示した内容は人工知能(AI)とMRを組み合わせたバーチャルの投資顧問ロボット『チャーリー』で、マイクロソフト社が描くMRの今後の方向性と合致するものでした。

チャーリーは自然な質問と回答を通じて顧客の資産管理ニーズを判断し、クラウドコンピューティングを通じて適切な金融ソリューションを提供することができます。チャーリーは「SF世界の執事ロボット」のような見た目をしており、Microsoft Buildでも非常に人気で、展示期間中は長い行列が絶えず、マイクロソフト本社の公式プロモーションビデオや海外のメディア報道にも頻繁に取り上げられました。今回のDataMeshグループのデモは世界におけるMRの発展スピードと将来性を大いに示したものでした。

チャーリーには音声認識・画像認識・クラウドコンピューティング・機械学習などの高度な技術が使われており、MRが持つ魅力や可能性を十分に引き出すものでした。約3分間のデモの中で、体験者は視覚的・立体的にこれらの高度な技術を迅速に理解することができます。

■ 展示に使用されたMR第三者視点可視化ソリューション『DataMesh Live!』について

一般的にMRの展示ではしばしばある問題に直面します。それはデバイスを装着していない人にはとっては何が見えているのか分からないということです。しかし、DataMeshが提供しているMR第三者視点可視化ソリューション『DataMesh Live!』を使えば、デバイスを装着していなくてもスクリーンやモニターを通じてMRを体感することができます。

DataMesh Live!はリアルタイムで4KのHDビデオキャプチャをサポートし、マルチカメラによる複数の角度からの同時撮影とスムーズな位置調整が可能です。この機能はMRによる展示を行いたいテレビ局や大規模な展示会などで活用されています。

■ AI×MRの将来性について

今回展示したAI×MRのアプリケーションシナリオは将来的なBtoCおよびBtoBでの活用を見込んだものです。

AI×MRは人間の視覚体験とインタラクションデザインを変更し、人間の心とデジタルの世界との間の障壁を破るためにあります。マイクロソフト社がこの2つを「コンピュータの未来」の組み合わせと呼んでいるのも不思議ではありません。

DataMeshグループではさらに「デジタル・アシスタント」を開発しており、企業のナレッジ・ベースのデータを構築するためのデータ解析、機械学習と可視化に基づいて、AI + MRのソリューションを提供しています。例えば、製造業のお客様がMRデバイスを装着しながら作業をしているとして、音声やジェスチャー、ホログラム観察によるハンズフリー操作、メンテナンスやナレッジ情報を取得するなど、生産性を向上させることができます。AI×MRアプリケーションは製造業のお客様だけではなく、医療、建築、教育業界にも活用することができます。

今回、DataMeshグループはMicrosoft Build 2018のような大舞台で展示を行えたことで自社の技術力の高さを国際的にアピールすることができました。今後はさらなるMR市場の発展に寄与していきます。

■ 取材依頼やMR・展示内容について詳しく知りたい方へ

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