ガイドブック
付録
建築シーン — デバイスと空間の関係 Excel テンプレート
本 Excel テンプレートは、デバイスおよび空間のデジタルツインを一括で作成・管理し、デバイス間の業務関係、空間の階層構造、さらに空間とシーンの関連情報を設定するためのものです。
テンプレートには デバイス と 空間 の 2 つのシートが含まれており、用途に応じてそれぞれ入力してください。
A.1 記入上の注意
- 各行は 1 つのツイン(デバイスまたは空間)を表します。
- 「孪生体」欄を入力すると、システムは現在の建築シーン内で該当するデジタルツインを自動作成または更新します。
- 既存のツインが存在する場合は、そのツインに基づき属性や関係を更新します。
- 存在しない場合は、新規にツインを作成します。
- 同名のツインを再度インポートすると既存情報が上書きされます。必ずバックアップを取得してください。
- インポート前に、必要なツインテンプレートや空間シーンを事前に作成しておくことを推奨します。
- 黄色のハイライト行はサンプルです。指定の行から入力を開始してください。
A.2 デバイスシート(デバイスツイン)
デバイスツインを作成し、デバイス間またはデバイスと空間間の業務関係を設定します。
主な項目
項目名 | 必須 | 説明 |
デジタルツイン名(孪生体) | ✅ | デバイス名。作成後、建築シーン内の非表示フォルダに保存されます。 |
所属システム |
| デバイスが所属するシステム(例:空調、電力)。1 デバイスにつき 1 システムのみ指定可能です。 |
目標デジタルツイン |
| 当該デバイスと業務関係を持つツイン(デバイスまたは空間) |
関係タイプ |
| デバイス業務関係の種類(下表参照) |
関係の説明 |
| 関係の簡単な説明(例:「給水関係」「制御関係」) |
⚠️ 目標デジタルツインを入力する場合は、関係タイプの指定が必須です。目標デジタルツインが空欄の場合、関係タイプは入力しないでください。 |
|
|
ツインテンプレート | ✅ | デバイスに適用するツインテンプレート名(例:「汎用キャビネットテンプレート」) |
姿勢属性 |
| 3D シーン内でのデバイスの位置・向き |
BIM 構成要素属性名/値 |
| デバイスツインを BIM 構成要素に紐付けるための項目(1 構成要素につき 1 デバイスのみ紐付可) |
サポートされる業務関係タイプ(Brick Schema)
- feeds:サービス/リソース/データを提供
- hasPart:構成要素として含む
- hasPoint:監視点または制御点を持つ
- hasLocation:デバイスが所属する空間
注意事項
- 「目標デジタルツイン」を入力する場合は、必ず対応する「関係タイプ」を選択してください。
- 目標デジタルツインが未入力の場合、「関係タイプ」は入力できません。
A.3 空間シート(空間ツイン)
空間ツインを作成し、園区、建物、階層、部屋などの空間階層構造を構築します。
主な項目
項目名 | 必須 | 説明 |
デジタルツイン名(孪生体) | ✅ | 空間名 |
シーン名 |
| 紐付けるツインシーン名(事前作成が必要) |
根ノードか |
| 空間階層構造の開始ノードかどうかを指定 |
空間タイプ |
| 階層タイプ:園区/建物/階/部屋 |
目標デジタルツイン |
| 現在の空間と組織関係を持つ空間ツイン |
関係タイプ |
| 空間組織関係の種類 |
関係の説明 |
| 空間階層関係の説明 |
ツインテンプレート | ✅ | 空間ツインに適用するテンプレート |
姿勢属性 |
| 3D シーン内での空間の位置・向き |
A.4 重要項目の説明
1. 根ノードか
空間構造の開始点(例:園区)を指定します。Inspector での空間読み込みに影響します。
- 各空間構造には必ず 1 つの根ノードが必要です。
- 設定が不適切な場合、Inspector で空間構造が正しく表示されません。
例:
園区(根ノード)
├── 建物 A
│ ├── 階 1
│ └── 階 2
└── 建物 B
2. シーン名
空間ツインを特定のツインシーンに紐付け、Inspector でのシーン遷移やオンデマンド読み込みを可能にします。
- 指定したシーンは Inspector で表示される 3D コンテンツです。
- 入力すると、Inspector で該当空間をクリックした際、指定したシーンへ遷移できます。
- 未入力の場合は自動で紐付けされません。インポート後、「建築シーン詳細ページ → デバイス空間関係」から手動設定が可能です。
⚠️ 遷移が必要な空間のみ入力してください。
3. 姿勢属性
ツインの 3D シーン内での位置および向きを定義します。正確な表示のため必須です。
例フォーマット:
{“[PresetPart]PhysicsInfo|pos”: “0.0,1.5,0.0”, “[PresetPart]PhysicsInfo|rot”: “0.0,0.0,0.0”}
- [PresetPart]PhysicsInfo|pos:位置(単位:メートル)
- [PresetPart]PhysicsInfo|rot:回転角(単位:度)
未入力の場合、システムはデフォルト値を使用するため、ツインの位置や向きが期待通りにならない可能性があります。