米国ワシントン州ベルビュー、2026年10月28日、 DataMeshとAptly Technology Corporationは、データセンター・ライフサイクル・ソリューションの共同開発・販売に向けた協業の枠組みを定めるMemorandum of Understanding(MOU、覚書)を締結しました。インフラの準備・導入段階と、デジタルツインを活用した運用・継続的改善とをつなぐ取り組みです。
本戦略的パートナーシップでは、Aptlyが持つクラウド・AIインフラの導入、運用管理、AI運用に関する能力・知見と、DataMeshのFactVerse Twin・AIエージェント基盤、データ統合、シミュレーション能力を組み合わせることを目的としています。両社は、顧客ごとの要件に合わせて高度にカスタマイズ可能な、再現性のある共同ソリューションの開発を目指します。
Aptlyは、ハイパースケール事業者向けに3GWを超える規模の GPUインフラを運用し、大規模環境でGPUの高可用性を維持してきた実績があります。インフラの評価、ラック・GPUクラスターの統合、ネットワーク構築、導入、試運転から、導入後の継続的なサポートまでを提供しています。
DataMeshは、こうした環境の状態を把握し、改善につなげるためのデジタル基盤を担う予定です。FactVerseは空間モデル、設備間の関係、運用データを結び付け、施設と IT システムを共通の情報基盤で捉えられるようにします。運用チームは、この情報を基に状況を調査し、AI を用いて分析しながら、変更案をシミュレーションで検討できます。
共同ソリューションでは、相互に関わる次の三つの領域に取り組む計画です:
インフラの準備と導入:Aptlyの評価・統合の知見を、空間モデルおよび合意済みのレイアウト・容量シナリオレビューと組み合わせます。
運用状況の可視化とAI支援による分析:許可を得たテレメトリーデータを設備・システムのコンテキストと結び付け、監視、インシデント調査、点検のワークフローを支援します。
シミュレーションと継続的改善:運用基準とエンジニアリング上の制約を、レイアウト、容量、温熱環境、冷却レジリエンスに関するシナリオ評価に取り込みます。
Aptly Technologyの技術担当シニアバイスプレジデント、Shawn Huang氏は次のように述べています。「大規模な
GPUインフラの運用には、導入、試運転、継続的なサポートの各段階で着実に業務を遂行することが求められます。DataMeshとの協業を通じて、実務の知見とデジタルツイン、AIによる分析支援、シミュレーションを組み合わせ、運用チームがインフラ全体を理解できるようにしたいと考えています。」
DataMesh創業者でCEOのJie Li氏は続けてこう語りました。「データセンターのライフサイクルの各段階では、その後の運用にとって重要な知識が生まれます。FactVerseは、その知識を物理環境や運用データと結び付けます。AIエージェントには有用な分析を支えるコンテキストを、運用チームには変更案をシミュレーションで検証できる能力を提供します。Aptlyと共に、こうした能力を、再現性のある導入・運用ソリューションの一部としていきたいと考えています。」
今後、両社は共同で顧客との協議や承認済みのデモンストレーションを進めるとともに、ソリューションの構成、技術インターフェース、提供責任を具体化する予定です。個別顧客向けの試験導入や本番展開は、別途締結するプロジェクト契約に基づいて実施します。
DataMesh について
DataMeshは、産業向けデジタルツインとPhysical AIのソフトウェアを開発するグローバル企業です。中核となるデジタルツインソリューション、FactVerseプラットフォームは、空間情報、運用データ、AI、シミュレーションを結び付け、複雑な物理環境の理解・運用・改善を支援します。
Aptly について
Aptly Technology Corporationは米国シアトルに本社を置き、クラウド・AIインフラの運用サービスを提供しています。AIデータセンターの構築、CPU・GPU クラスターの導入、ストレージとネットワーク、クラウド環境のモダナイゼーションに加え、プライベートクラウド、ハイブリッドクラウド、マルチクラウド環境での継続的な運用支援を手掛けています。詳細はaptlytech.comをご覧ください。